銀座を歩ける木こりの話

　私も尊敬される人になりたいと思う。いい人でありたいと思うし、人に褒められるような、好かれるような人になりたいと思う。でも、そんな人間ではないと諦めてしまっている自分もいる。

生まれた瞬間から人は平等ではない。と言う真実は、別に悲観する事でもないように思える。そう言えば、それは持っている人だからこそ言えるのだろうと思われるかもしれないし、実際それも多少あるのだろう。でも私は、お金がなかった日々でも、恋する人に振られた日でも、前歯をぽっきり折った日でも、ダイエットが今一つ成果を上げない今も、私は幸せである。悲しまないのではない、落ち込まないのでもない。でも、それも含めて人生は味であり、その複雑な味わいを堪能している日々が、不幸であるはずがない。

世帯年収を上げるためにすべき事、を選ぶって書くつもりはない。元々意識が高い人は特に読む必要もない内容だと思う。ただ、何となく、何とかしたいけれど、どうすればいいか分からないと思っている会社員の人には読んで欲しい。

いつも角煮を作った後は半熟卵を作って煮汁に一晩漬けて漬け半熟卵を作り、次の日はご飯に海苔を敷き、その半熟卵と角煮を乗せてとろみをつけた煮汁を掛けて丼にする。しかし、豚バラブロック、高くなったな。卵も、ネギもショウガも調味料もすべて。これ結構なごちそうだよな、と思う。原価300円では収まらない。原価3割にとか思うとほら、1,000円超えてしまう。外で食べようと思ったら1,000円…さっきまで売れそう、とか思っていたが、1,000円となると、うーん。私はもう一個以上角煮を要求したい。