私は仕事で必要な文献や、差し迫った事情がなければ物語のない本をほとんど読まない。エッセイとかもほぼ読まない。じゃぁなんでこんなブログを書いているんだという話しだが、まぁ実際読まない。
逆に物語の上では雑食で、ライトノベル・ファンタジー・児童文学・絵本・純文学・時代活劇? ミステリー、それ以外なんて括りがあるのか分からないが大概なんでも読む。それぞれに面白い。
西尾維新の物語シリーズで繰り広げられる言葉遊びが好き、セリフと言えばリゼロのレムのセリフはそりゃグッとくる。グッとくると言えばミヒァエルエンデの、果てしない物語はそもそも本の作り自体にグッとくる。表紙に金属ではないにしろアウリンがついて言えてずっしりと重く、一人称の切り替えでインクの色が違うし挿絵もそそられる。物語自体でも出だしの焚火を囲んで無について話しているシーンだけで没入してしまう。エンデと言えばモモの掃除おじさんの語りは今でも思い返すし、あの不思議感は独特だった。不思議と言えば魔法で、魔法と言えばハリーポッター。全部の中で実は賢者の石でのチェスのシーンがなんだかんだと一番好き。平和、ではないんだけれど、まだ誰も死んでいなくて、どきどきに素直に身を任せられた。そういう意味ではダレンジャンの試練を抜けた後の代出生の時もおーって声が出たな。これぞ、子供が読んでいて世界を遊べる真骨頂って思った。子供と言えば絵本の大きな木はとにかく深くて真理だと思うし、腹ペコあおむしはなんであのシンプルなストーリーであそこ迄人を引き付けられるのか分からない。理由が分からないと言えば豊饒の海で王子が海を見ながら焦がれる女性がいなくなってしまっている事に気付かなかっと事を悔やんでいるシーンはただの思い込みの境地のはずなのになぜか忘れられない。三島由紀夫で言えば、音楽の終わりも方もいい。オンガ クオコル、オンガ クタユルコトナシ…なんでオンガク オコル、ではなく、オンガ クオコルなのだろう。まぁよしとして、終わり方で好きと言えばヘミングウェイ、老人と海の最後の一文、老人はライオンの夢を見ていた…なにそれ、かっこよ過ぎる、あれが終わり方としては最高…。
読み返すとあれだな。個人の興奮過ぎて、どーでもいいなと苦笑する。何はともあれ、しりとり的に、色々出て来るけれど、ある程度の本好きとして本の話題にはついていけることが多い。伊坂幸太郎の伏線回収劇もやっぱり面白いし。
漫画もほぼついていける。アニメも。むしろ漫画やアニメの方が語れるかも知らん。一応学生時代は絵画専攻だからなんとなく絵も。
同じように音楽においても雑食である。ただ音楽においては明確な穴が二つある。アイドル系と演歌、この二つ以外は民族音楽やヒーリングミュージックも好きだ。
窓を開ければいいものを、最近の流行りはイヤホンで雨の音を聞きながら本を読む、だ。
映画も大好きなので結構映画も行ける。
逆に全くついていけないジャンルは芸能関係だ。夫婦ともどもテレビを全くと言っていい程見ないので、映画に出ていない俳優女優は全く知らないし、好きな芸人は藤崎マーケットで止まっている。他人のゴシップネタなぞ心の底からどうでもいい。
人の悩みを笑う人を私は好まない。
本当に今日は、ただただ趣味を披露したな…。
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